Posted on Sep.9, 2016・19:32

本を読んで

利休にたずねよ

ひと月ほど前になりますが、山本兼一の「利休にたずねよ」を読み終えました。

丁度、NHKの大河ドラマ真田丸の時代とも少し重なるのですが、利休役は桂文枝さんがやってましたね。

一つ一つの落ち着いた言葉の吐き出し方や茶人でもあり堺の商人でもある利休役としては適役だなぁ、まさにこんな人だったのかもしれないと思いつつ観ていました。

利休は秀吉によって登用され茶頭にまで登りつめながらも、その秀吉によって切腹を命ぜられてしまうという数奇な運命を辿ります。

揺るぎのない美意識や審美眼を持つがゆえに、茶の世界で一時代を築き、その鋭敏なまでの美意識を曲げなかったために秀吉や三成の怒りを買い、自害を余儀なくされる利休の半生の物語が、主君や弟子、妻の宗恩や忘れ得ぬ女性などいろんな登場人物との関わりの中で紡ぎだされていきます。

この小説を読んで僕が一番意外だったのは、小説の構成です。

最初の章で、その切腹を命ぜられた前夜の妻とのやりとりの描写から始まるのですが、章を追うごとに少しずつ時代が古くなっていくのです。最後の章はまたぐるっと元に戻って切腹後の妻の想いが描写されています。

その対象人物の時代を古い順に徐々に辿っていくという定石を超えた新鮮さがありました。しかも歴史小説でもありますから余計にです。

それにしても、歴史小説を読むと最近は、史実とどこまで合致した話なのかが気になってしまうのですが、どこまでフィクションやエンターテイメント性や独自性を盛り込むのか、作家も思い悩むでしょうね。
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